Parts

DROPPED BAR HANDLE

NITTO Mod186-STI
芯〜芯400o。それまでのMod153-STIに比べ、リーチはともに80oで変わらず。ドロップ部分で131o→122oと△9oとなる。多少の浅曲がり感と、ショルダー部を凹ませて平坦にしているのが具合いい。特に、STIレバー取り付け部分の「つぶし形状」は、ST-7800/6600や10速105に完全対応させたものらしく、日東のSTI対応シリーズは、常にシマノの最新STIレバー形状にベストになるように研究開発されているというから驚き。
105のSTIレバー自体も3×10速になって、かなり進化していると思えた。ブラケット部分がスリムになり、形状変更とともに(ブラケット部で7o長くなっているが)益々握りやすくなった。フリクションのほうも、9速用より良くなっており、ワンノッチごと小気味よい反応が得られる。特に解除用レバーのタッチ感がよろしく、上位機種と比べて遜色ないと思えた。

ドロップバー
横から見ると進行方向に伸びて(この部分をリーチという)から地面に向けて(つまり下方にDrop(落下)している)湾曲している本来はロードバイク専用のハンドルのこと。メーカーやそのラインアップによってリーチやドロップの量やデザインが違うので、自分の使い方に合ったものがチョイスできる。また取り付け方次第で自分が握りやすい角度に微調整できる。長い自転車の歴史の中で作られたシンプルにして実に使い勝手のいいパーツ。いろんな部分をいろんな握り方ができるので、肩肘はらない快適ツーリングにはもってこいの道具である。決してロードバイクだけのものではないと思っているのは管理人の私だけだろうか…。

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