明淡高速船

本州と淡路島を結ぶ最速最短コース

※2004年3月23日に就航したレットスター(左)と大型客船シーワープ(右)

新着情報(2006年12月31日)

◇運行休止(子午線ラインニュースから)
明淡高速船鰍フ 岩屋/明石航路運航休止のお知らせ

 永らくご愛顧頂きました明淡高速船株式会社の岩屋/明石航路は諸般の事情により平成18年12月31日を以って運航を休止致しました。
 同航路は大正13年に開設して以来、平成13年4月に播淡聯絡汽船と淡路連絡汽船が共同出資して明淡高速船株式会社を設立し淡路島・岩屋港と本州・明石港を結ぶ住民の足として永らくご愛顧を賜って参りました。
 しかしながら、架橋による利用客の減少は留まらず、その上燃料油の高騰が続き、弊社としましては精一杯収支改善に努めましたが赤字を払拭することは出来ませんでした。 よって今後当航路を維持運営することは難しいとの判断に至りました。
 これまでのご利用並びに皆様方の暖かいご支援に対し厚く御礼申し上げますと共に、ご期待にお応えできなかったことは大変申し訳なく、又心苦しく存じております。
 何卒事情をご賢察の上、よろしくご理解とご了承を賜りますようお願い申し上げます。
 尚、平成19年1月1日以降は「株式会社淡路島ジェノバライン」社が引続き当航路を継続運航されますので、弊社にも増してご利用の程よろしくお願い致します。
 又、当社のホームページは平成19年1月31日を以って閉鎖させて頂く所存です。永らくのご利用誠に有難うございました。

 平成18年12月31日
  明淡高速船株式会社
http://www.meitanship.com/

2006年12月1日

◇運行休止(子午線ラインニュースから)
岩屋/明石航路運航休止のお知らせ

 弊社は本年4月27日に、設立以来続く利用者の減少と燃料油の高騰により大幅かつ継続的な赤字が見込まれることから、岩屋/明石航路の運航休止の発表を致しました。 しかしその後、航路存続に向けた淡路島及び明石市をはじめ広域に亘る皆様方の署名運動等暖かいご支援と励ましの声を頂きました。 上記の市民の声を配慮された関係自治体(淡路市・明石市)より航路存続に資するご支援の提示もあり、当面本年12月末まで岩屋/明石航路の運航を継続する事とし、運航休止の発表を取り下げ頑張って参りましたことご既承の通りです。

 しかしながら、利用客の減少と燃料油の高騰は続いており、両市のご支援が無ければ、赤字体質から脱却することが出来ない状況は変わっておりません。 弊社としましては精一杯収支改善に努めましたが、これ以上の自助努力にも限度があり、又株主2社(播淡聯絡汽船梶E淡路連絡汽船梶jよりの資金援助や両市からの支援にも限界があり、次年度以降の両市提案の支援内容では弊社は今後当航路を運営することは難しいとの判断に至りましたので、来る平成18年12月31日(日)を以って「運航休止」を致す所存であります。

 春の「運航休止」発表以降の淡路市及び明石市のご助成、ご努力はもとより、住民の皆様方の暖かいご支援やご理解に対し厚く御礼申し上げますと共に、ご期待に応えられなかったこと大変申し訳なく、又心苦しく存じております。

 何卒事情をご賢察の上、よろしくご理解とご了承を賜りますようお願い申し上げます。

 平成18年12月1日
  明淡高速船株式会社

2006年4月27日

◇運行休止(読売新聞から)
明淡高速船が運航休止 5月29日
明石市と淡路島・岩屋港を結ぶ高速船「明淡高速船」(本社・淡路市岩屋)が、5月29日から運行を休止することを決め、一色範彦社長が26日、航路の休止届を国土交通省神戸運輸監理部に提出した。明石海峡大橋開通後、同航路で競合していた船会社2社が共同で設立して運行を続けてきたが、利用者の減少に加え、最近の原油高騰による燃料負担増も追い打ちをかけた。
明淡高速船は、播淡連絡汽船と淡路連絡汽船が共同出資して設立し、2001年4月に開業。高速船3隻で1日24〜34往復し、同航路を運行する「明石淡路フェリー(たこフェリー)」や、明石−富島間の高速船「淡路ジェノバライン」とともに、船で島北部と明石方面を往復する交通手段として利用されてきた。
しかし、大橋開通時の1998年度に2社合わせて約210万人あった利用客は昨年度で約71万人に減少し、約4200万円の赤字を計上。開業以来の累積赤字も2億円超に上っているという。
同社は「支援があれば運行再開も考えられる。自治体との協議を引き続き進めて行きたい」と説明する一方、1年間の休止期間中に運行再開めどが立たなければ航路廃止や会社解散もあり得るとしている。
運行休止について、明石市の北口寛人市長は「明石と淡路を結ぶ地域の重要な交通機関で非常に残念。県や淡路市と連携し、どのような対応ができるか検討したい」との談話を出した。

当日、久しぶりに淡路60kmを走ってきたのだが、矢先に、この新聞記事には絶大なるショックを受けた。明淡高速船がなくなるかもしれない。私なりに真剣に打開策を講じてみようと思った。まじ。

以下に、明淡高速船株式会社からのコメントを記す。

岩屋/明石航路運航休止に関するお知らせ

 弊社は、平成13年4月設立以来5年に亘り題記航路を運営して参りましたが、開業以来毎年赤字が続き、全社的な経営改善努力にも拘わらず、昨年度も4千2百万円の赤字を計上することとなり、累積赤字は巨大に膨らみ、債務超過の状態となっております。又、燃料油が3年に亘り高騰し続ける現環境下では、弊社の自助努力並びに株主2社(播淡聯絡汽船兜タびに淡路連絡汽船梶jよりの資金援助にも限界があり、これ以上当航路を運営することは難しいとの判断に至りましたので、来る5月29日(月)以降「運航を休止」いたす所存であります。

 これまでに長年亘って当航路をご愛顧・ご支援賜りましたご利用者をはじめ関係者の皆様方には、大変申し訳なく、又心苦しく存じております。何卒事情をご賢察賜り、宜しくご理解を賜りますようお願い申し上げます。
 尚、弊社は昨年7月以来淡路市をはじめ関係自治体と再三に亘り弊社の窮状について説明をし、航路維持のための諸施策についてご相談をし、ご支援・ご助成のお願いをして参りました。

 現在淡路市からはある種の支援策のご提案はあるものの、当航路を維持継続するに必要な内容とはなっておらず、更なる支援策のご提示がない場合には、上記方針通り運航休止をいたす所存であります。

平成18年4月27日
明淡高速船株式会社

2004年7月1日

◇しわく1号
2004年7月より、竃セ淡高速船『子午線ライン』では、まりーんふらわあ2号、レットスター1号、同2号に加え、『しわく1号』が就航した。7月4日(日)6時40分明石港発で初めて利用させてもらった。70dで中型船ってとこかな。どこかの航路で走っていたんだろう、新船ではなかった。自転車の積載については客室への持込のみ。固定箇所としては入り口付近、左右に分けて2ケ所、4〜(多くて)6台あたりか。シーワープ(大型二艘艇)以外で客室持込となるのは、この船のみかと。後部甲板(窓で囲われ雨風はしのげる)も一応あることにはあるが、スペース的に狭く当日は漁協の荷物のみ置かれていた。客室には赤いジュウタンが敷きつめられており、天井にはシャンデリアっぽい?照明がついていた。客席後部にはカウンターがあったりで、現役時代は、豪華中型客船だったのかもしれない。『しわく』という船名が気になったので調べてみた。「塩飽(しわく)諸島」…瀬戸内海、備讚(びさん)瀬戸にある島群。大半は香川県に属する。主な島は塩飽七島とよばれる広島・本島・手島・牛島・櫃石(ひついし)島・与島・高見島。しあくしょとう。…とのことだった。このあたりで活躍していたのかもしれない。7月より平日と休日のダイヤが違ってたり(FST WORLD−FSTで行こう!−竃セ淡高速船 参照)、大中小型交えた4隻が入れ替わり走っているので、淡路島に大勢でツーリングに行かれる場合は、前もって問い合わせされるのが良いかと。聞けば、「船舶別ダイヤは現在作成中」とのこと。わかり次第、当HPでもアップいたします。ところで、3月後半にドック入りしたシーワープはどこ行っちゃったんだろう。個人的には1番気に入ってたんだけど。

ダイヤ改正のお知らせ

2006年4月1日より、下記の通りダイヤ変更となっております。
平日用(月曜日〜土曜日)休日用(日曜日・祝日)に分けてのダイヤ編成となっております。
(注)土曜日が祝日の場合は休日用ダイヤでの運行となります。

【平日用】 料金 片道 往復 明淡高速船
明石港(078)918-2411
岩屋港(0799)72-2015
本社(0799)72-3126
【休日用】
(月曜日〜土曜日) 大人 500円 900円 (日曜日・祝日)
明石⇔岩屋航路 小人 250円 450円 明石⇔岩屋航路
定期時刻表(所用時間約 13分) 自転車 200円 定期時刻表(所用時間約 13分)
明石発(分) 岩屋発(分) 小動物 310円 明石発(分) 岩屋発(分)
20 0 40 20 0 40
0 20 40 0 20 40 0 40 20
0 20 40 0 20 40 20 0 40
0 20 40 0 20 40 0 40 20
0 20 10 0 40 20 10 0 40
0 40 11 20 0 40 11 20
20 12 0 40 20 12 0 40
0 40 13 20 0 40 13 20
20 14 0 40 20 14 0 40
0 40 15 20 0 40 15 20
20 16 0 40 20 16 0 40
0 20 40 17 0 20 40 0 40 17 20
0 20 40 18 0 20 40 20 18 0 40
0 20 40 19 0 20 40 0 40 19 20
0 20 20 0 40 20 20 0 40
0 40 21 20 0 40 21 20
22 22
※土曜日が祝日の場合は休日ダイヤで運行 明石海峡大橋 淡路島側から 平成18年4月1日 現在


…ということで、下記のとおり小型高速船が就航しました。


平成16年3月23日(火)以降、19d型の高速船(レットスターT号、レットスターU号)が就航することになった。
2隻は同型艇ではない。

※しかし、船尾には英語で
『Redstar』とあり、船首にはカタカナで『レットスター』とあるが大丈夫だろうか…レッドスターの間違いではなかろうか?(上はレットスターU、下はレットスターT)

《高速船レットスターT》
大型船シーワープ(定員108人)等に対し、ご覧のとおり定員40名の小型船。自転車については船内に持ち込めない為、後部デッキに積載することになる。ところがデッキにはベンチシートがあるので、積載台数は2〜3台が限度か。また、ここにくくりつけてくださいと言えるような適当な場所がないため固定には工夫が必要。
小型でなおかつ高速なので、船は立っていることができないくらい、揺れることも。季節や天候によって大型船との使い分けが必要か?
入船口のノブにロープが巻き付けてあり、こんなふうに固定することも。

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